ダイエット中であっても、どうしても甘いものが食べたくなるときってありますよね。
もちろん可能であれば食べない方がいいですが、食べるとしたら「このタイミング」というのがあります。
それは、「食事の直後」です!
食後、30分以内に済ませるようにしましょう。
食べるならデザートは食後は良い理由
それは、食後の血糖値が関係しています。
主食をしっかり食べた後にデザートを取ると、血糖値の急上昇を抑える効果があります。
食事から時間が経過後に甘いものを食べると、下がりかけていた血糖値が再び上昇し、脂肪燃焼のタイミングを逃してしまいます。
以下を詳しくみていきましょう。
食後、血糖値が下がって脂肪が燃焼されやすいタイミング
正常な血糖値は「80~120」あたりを変動しています。
脂肪が燃焼されるタイミングは血糖値が「80」を下回ったタイミングです。
食後30〜60分
血糖値が最も高くなる時期です。この間、体は食事から得たエネルギーを使用し、血中の糖をエネルギーとして優先的に消費します。
食後2〜3時間
血糖値が徐々に低下し始めます。このタイミングでインスリンの効果が落ち着き、体は次のエネルギー源として脂肪の分解(脂肪燃焼)を開始しやすくなります。
食後3〜4時間
血糖値がさらに低下し、体が脂肪を燃焼するプロセスが活発になります。この時期に軽い運動を行うと、脂肪燃焼効果が高まる可能性があります。
つまり、脂肪が燃焼されやすくなるのは、食後2〜4時間後が目安です。
なぜ脂肪燃焼と血糖値が関係があるのか?
食事を摂ると、特に炭水化物を含む食事の場合、体は血中に糖(グルコース)を供給します。血糖値が上がると、体はまずこの糖をエネルギーとして利用します。
体はグルコースを優先的に使うため、血糖値が高い状態では、脂肪は主なエネルギー源として使われにくいです。
食後数時間が経過し、血糖値が低下すると、体はグルコース(糖)が不足してきます。このとき、体は他のエネルギー源として脂肪を利用し始めます。
脳や筋肉を含む体のさまざまな部位がエネルギーを必要としているため、体は脂肪細胞に蓄えられた脂肪を分解し、エネルギー源として使用します。
まとめ
どうしても甘いものが食べたい場合、食後に取ることをおすすめします。
食事と一緒に摂取することで、満腹感を得やすく、デザートの量も自然に抑えられる傾向にあります。
重要なのは、デザートの量や頻度をコントロールし、低カロリーや高たんぱく質の選択肢を選ぶことです。
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